後発医薬品(ジェネリック医薬品)をご存じですか?

 後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と有効成分・効能・効果が同等であると承認された医薬品です。

★効き目や安全性は先発医薬品と同等です。

国の厳格な審査(欧米と同様の基準)を行い、厚生労働大臣の承認を受けています。 ただし、薬の色や形などは、先発医薬品と異なる場合があります。

★先発医薬品より安価で、経済的です。

有効性や安全性が既に確認されている先発医薬品の有効成分を利用するため、開発期間や経費を大幅に抑えることができます。患者さんの自己負担の軽減、医療保険財政の改善にもつながります。

★欧米では、使用される医薬品の8割近くがジェネリック医薬品。

アメリカ、イギリス、ドイツなどでは、使用される医薬品の8割近くをジェネリック医薬品が占めています。それに比べて、日本は欧米に比べて普及が遅れています。

すべての先発医薬品に対して、ジェネリック医薬品が製造販売されているわけではありません。ジェネリック医薬品を希望される場合は、医師・薬剤師にご相談ください。

調剤料が異なるため、価格が高めのジェネリック医薬品にした場合、患者さんの窓口負担額は、先発医薬品とあまり変わらない場合もあります。 ジェネリック医薬品の価格については、調剤薬局で薬剤師にご確認ください。

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